爽やかな秋風と紅葉を求めて観光シーズンの到来、栃木の県北に位置する黒羽にも多くの方々が訪れる。
大雄寺・黒羽城址公園・芭蕉の館・五峰の湯・雲巌寺など観光コースになっている。
ところで、「観光」と言う本来の意味は、過去の先人が残した光を観ること。
つまり、目で見るだけでなく、心の眼で観ると言うことである。
寺院参拝を「拝観」と言い、「見学」と言わない。
なぜなら、「拝観」とは、過去の先人が残した光を心の眼で観て拝すること。
「見学」とは、目で見てその仕組みや構造を学ぶこと。
だから、工場見学などと使われる。
大雄寺拝観は、このホームページで紹介している。
是非、実際に足を運ばれて眼に映る風景、香りや大自然の音などから、体と心で受け取り深い感動を覚えていただきたい。
拝観は、予め予約して堂内で法話と説明を受け、仏の教え・禅の心を受け止めていただきたい。
一石一字経は、堂内で一個の小石に一字の経文を書く行である。静寂の中で写経することは、心の平静を取り戻すことができる。
坐禅は、本格的な禅堂でひとときの心の安らぎと禅の教えに触れることができる。
禅料理は、粥の献立で食事作法に従え食すること。
以上、大雄寺の参拝は、身と心の修養として入門いただきたい。
あなたも真の観光である、拝観や坐禅などを行じてはいかがでしょうか。