黒羽ロータリークラブ社会奉仕活動として、会員から持ち寄ったタオル(300枚)、タオルケット、毛布などたくさんの物品を黒羽老人ホーム 山百合荘へ寄贈した。
山百合荘は、我が町唯一の老人介護施設であるが、現在入所者53名、ショートサービス13名、デーサービス25名という小規模施設である。入所希望者は、順番待ちとのことである。
今回の奉仕活動でタオル寄贈は、介護用に使用されるとのことだが、使い果たされれば入所者によって雑巾になる。この雑巾は、町内の学校で行なわれるボランティア活動のお礼として学校へ寄付されるとのことである。
奉仕の心は、廻り廻って大きな輪になっていくものだ。
仏教の教えに三輪清浄という言葉がある。
施しをした人、それを享受した人、その品物、それぞれ思惑がない清らかなこと、清浄なことでなければならない。「三輪清浄」の奉仕である。
快く提供したロータリー会員、見返りを期待しない。タオルや毛布。そして、施しを受けたお年寄りの心。タオルが手縫いの雑巾に替わり、奉仕活動に来られた生徒たちにお礼として施す。何とも嬉しい奉仕の心である。