大雄寺では寺に眠る宝物を宝物館にて一般公開しております。
2012年は「小泉斐展」と題し、以下の作品以外にも数多くの斐の描いた作品を展示しておりますので、栃木観光の際には是非お立ち寄りください。
尚、宝物館をご覧になる場合は受付にて一声お掛け下さい。
■ 小泉 斐(こいずみあやる 1770~1854)
幼名を勝、後に光定、壇山と号した。芳賀郡益子鹿島神社の神職であった木村市正の二男として生れる。幼い頃から画を好み、島崎雲圃に就いて学ぶ。那須郡黒羽両郷温泉神社の小泉家の養子となり、小泉を姓とした。黒羽藩主大関氏に招かれ、黒羽城北側に創建された鎮国社の宮司となる。
小泉斐は、鮎描きの名手として知名度が高い、鮎以外に人物図、山水図、仏画など多数の作品を残している。
「鮎図」 小泉斐は鮎画によりその名を広く知られるようになった。
「楊柳観音図」(栃木県文化財指定) 墨一色で宝石の糸や金襴の衣等が美しく描かれています。
「虎図」