黒羽では紫陽花まつりが6月17日から7月9日まで開催されております。
那須塩原駅からシャトルバスもでており、この時期は県外からも多くの方が黒羽に足を運びます。
大雄寺ではこの時期に、年に一度の茶会を開催いたしました。
今年も茶室の他、立札席を設け、東京からおいで頂いた社中の皆様にお茶をたてていただきました。
年々おいでくださる人数も増え、今年は約70名もの方がいらっしゃいました。
今年の茶席のお菓子は東京のいいだばし萬年堂の「ありが糖う」を出していただきました。
三田富子先生の著書『お茶の技は心のかたち』には「人をもてなし、人にもてなされるとき、心が第一である」と示されております。
もてなす側だけでなく、もてなされる側もその一挙手一投足に心を込めていただくという、茶道の心を表現されております。
互いの心が道具に表れ、動作に表れ、その時だけのお茶の空間と時間を形作るのでしょう。
また来年もお待ちしております。